女性器の人には言えない悩み 女性の医学

卵巣腫瘍の症例

救急車で大学生が搬送されてきた時のお話です。

暑い夏の日曜日の午後、患者は友人と3人でプールに行き、一時間以上泳ぎを楽しんでいました。

その後、休憩ののちプールサイドから飛び込んで10メートルほど泳いだところ、下腹部に激痛を覚え、プールから這い上がったもののその後も一向に痛みは治まらず、むしろ痛みの範囲が広がりました。

正しく歩くこともできないようになり、とうとうプールサイドにうずくまるようになりました。

そして、友人たちが救急車を呼んだとのことです。

その病院では、最初に内科医が診て、血液中の白血球が増加しており、右側の下腹部を痛がることから虫垂炎の可能性も否定できないとのことで、外科医が呼ばれてきました。

しかし、外科医は虫垂炎とは少し様子が異なるということで経腹(おなかの上から)超音波による画像診断をおこないました。

あまり正確にはみえないが、右下腹部に腫瘍のようなものがあり、卵巣の腫瘍(コブ)ではないかということになりました。

そこで産婦人科医が呼ばれ、経膣超音画像診断(膣内へ機会を挿入して骨盤内を見る)による診察をおこなったところ、はっきりと右卵巣腫瘍の存在が確認されました。



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